銀行カードローンといえば、消費者金融のカードローンに比べると金利が低いという違いがあります。ですが、サービスにも違いがあり、特に自動融資(自動貸越機能)というものがあります。口座残高が不足した際に、銀行カードローンから口座へ現金が補充されるということですが、利用状況に注意しなければ借入額がどんどん膨らんでしまうことがあります。
カードローンを利用する理由として、生活費の補填やクレジットカードや携帯料金の支払というものがあります。利用目的は自由であるため、目的自体は問題無いものの、これらから言えることは収入に対して支出が大きく、家計バランスが崩壊しかけているということです。この状態で自動融資を利用してしまった場合、不足しているが勝手に補填され、気付かないうちに残高が増えてしまい、『毎月の返済額増加→返済額増加により生活費の不足→返済時の口座残高不足→自動融資→毎月の返済額増加…』という負のスパイラルが出来上がってしまいます。最近では利用明細が発行されないカードローンもあり、利用状況を把握出来ないものもあるため、自動融資機能の追加はしない、ついている場合は都度確認するなど見逃しによる借入額増加を防ぐことが重要です。また、生活費が不足気味という場合は、自動融資機能を付けなくとも負のスパイラルに陥る可能性があるため、家計管理が重要です。